こもれびびより

くるみの日記帳

離乳食中期に全く食べない困った…から超大食漢になった息子の話



正月の集まりで親戚のお姉ちゃんと
話す機会がありました。


彼女は7ヶ月になる赤ちゃんの育児中
なのですが


離乳食を全然食べなくて悩んでいると。


栄養士さんに相談したけど


「お母さんもっとがんばって」


というようなアドバイスしかもらえず


他の子たちは皆よく食べるし心配だと
いうことでした。




まるで一年少し前の自分を見ているようで


当時の苦い気持ちを思い出しました。


うちの息子も離乳食中期の料理を全く食べず


スプーンを持っていけば跳ね除け


作っても口をつけず泣き叫び


とても悩んだのをよく覚えています。




結論から言うと、
息子は今ではかなりよく食べます。


あんなに悩んだのが嘘のように食べます。


何をしたかというと、大したことは
していません。


ただ、


離乳食マニュアルを辿るのをやめました。


すりつぶしたり刻んだりするのをやめて


7ヶ月頃から柔らかめの物を


手づかみで食べさせていました。




というのも、息子は食事のとき


お皿の中の料理をぐちゃぐちゃ触るのが好きで


それをやめさせようとお皿を遠くへやると


火がついたように泣いていました。


これはひょっとして、
自分で食べたいのかも…?


と思い、試しに湯豆腐をそのまま目の前へ。


最初は不思議そうにしていましたが


すぐに手づかみで食べようとしました。


おぼつかない動きでよく口からこぼしたり


上手くつかめなかったりしていましたが


一生懸命食べようとする姿に感動し


「これなら食べてくれそうかも」


という勘を信じて


以後"なんちゃって手づかみ"を


はじめました。




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マニュアルを辿るとするならば
手づかみ練習を始めるのは


ある程度の固形物を噛めるようになる
離乳食後期頃から。


まだ7ヶ月だった息子は


かなり早いデビューとなるので文献もなく


あれこれ手探りでやっていました。


バナナやいちご、豆腐、食パン、
柔らかく煮たニンジンなどの野菜。


掴めて喉につまらず食べられそうなものを


適度な大きさに切って食べさせてました。




最初は大きめの物を手のひらでがっと


握るしか出来なかった息子ですが、


しばらく経つと


人差し指と親指できれいに"つまめる"
ようになったのには


夫と揃ってとても感動しました。


完全に手づかみだけで食べさせていた
わけではなく


おかゆやスープ、そぼろなんかは


スプーンで介助していましたが


"自分の手で食べる"ことを体験したことで
食事自体を好きになったのか


スプーンで嫌がることも
徐々になくなりました。




息子は食事以外の分野でも


"何でも自分でやってみたい"


という意思表示をしてくるので


たまたま息子に合ったやり方だっただけかと
思いますが


同じように悩んでいるお母さんが
もしいらしたら、


こういうやり方でもなんとかなったよ


マニュアルの通りにいかなくても大丈夫だよ


と、伝えたいです。


悩むのは私たち親の体に毒ですし。


子供の力って大人が思ってる以上に


すごいポテンシャルを秘めてるんだなと


身を持って体験した去年の冬。




あれから一年経ち、


息子は今日親戚一同の前で


ものすごい食べっぷりを披露して


皆の笑いをさらっていきました。


ちゃんと自分の力で
元気に育ってくれてありがとうね。




















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